好的 ~南京師範大学付属中学より二人の先生方をお招きして~

桜丘は、中国にある南京師範大学付属中学と提携しており、その歴史は30年以上になります。毎年中国から教員が桜丘に来られ、桜丘からは生徒が交流をしに南京を訪れます。今回はその交流の一環として、2名の先生が来日され、桜丘で1週間を過ごしました。桜丘にはいろんな国籍の生徒がいます。その中で4名の生徒に中国の先生方と交流をしてもらいました。尚、当座談会は中国語で行われたため、本校教員が翻訳しております。

鈴木 「それではまず自己紹介をお願いします。」

顧   「私は、顧琳婧といいます。中国の天津から来た留学生で高校2年生です。」

伊藤   「私は、伊藤美婷といいます。海南から来ました。高校2年生です。」

越   「私は高校1年生の越菲颺です。北京の出身で1年間の留学生として来ています。」

張   「私は哈爾濱出身の張維佳といいます。高校2年生です。」

江先生  「私は南京師範大学附属中学で数学を教えています、江衛兵といいます。」

曹先生  「私は南京師範大学附属中学で化学を教えています、曹云軍といいます。毎年桜丘高校とは交流があり、ここに来ることができて本当に嬉しいです。」

鈴木  「日本に来て何か大変だったことや驚いたことありますか?」

顧   「車の走行車線が右と左で中国とは反対だったことです。」

鈴木   「そういえば僕が中国へ行った時、電気自転車に何度も轢かれそうになりました。」

伊藤   「私は、街が綺麗でトイレも綺麗で中国と日本を比べると特に変化が大きかったので驚きました。」

曹先生  「でも、今中国でも少しずつ変わっているよね。南京ではたくさんの木が植えられていたりもするんだよ。」

越   「私は、通っている校舎がスリッパを履き替えることです。驚きました。」

江先生(曹先生)「高校卒業後はどういった進路を考えているの??」

顧   「早稲田大学を考えています。」

曹先生   「早稲田大学は良い学校ですね。毎年南師附中からも行きます。」

伊藤   「私はこれからも日本にいるつもりです。」

越    「私は1年で帰ってしまうけれど、日本の大学へ通うかもしれないです。」

江先生(曹先生)「高校の中国語の授業や、他の授業はどうですか?」

顧・伊藤「とても易しい内容です。」

越   「日本語の勉強は中国でしていましたが、上手く交流できないです。文字を見ても理解できません。理科の授業の元素記号も日本語なので大変です。良い授業なんだろうけど聞いていても何を言っているかわかりません。」

張   「私は日本史のテストで88点を取ることができました!!!」

座談会を終えて

中国人の先生方が何より本当に楽しそうで、全然話足りないのではないというぐらい最後の最後まで会話をされていました。今回、このような形で座談会に参加をし、普段の学校生活では日本語を使っている生徒達ですが、中国語を話す様子はやはり生き生きとしてリラックスして会話しているように感じました。この交流がこれからもずっと続いて欲しい、と改めて感じる時間でした。(文責:佐野)

以下参加メンバー

南京師範大学付属中学

江衛兵先生

曹云軍先生

 

桜丘高校生徒

顧琳婧さん

伊藤美婷さん

越菲颺さん

 

桜丘高校 教員(国際交流部)

鈴木順久先生(国際交流部長)

佐野隼大先生(中国語教員)

齋藤聖也先生(国際交流部員)