「伝える、伝わる、おもしろさ」

 

「英語で自分の思いを伝えられるのって面白い。」そう私に体験させてくれたのはこの桜丘中学校がきっかけです。桜丘学園を卒業し、再び母校で働かせてもらうようになり、学生の時とは違った視点で英語教育というものを考えています。

私自身、英語を好きになったきっかけの1つ、国際体験DAYから紹介します。1日中英語を使って過ごす日で、毎回異なる国出身のゲストを呼び、クッキング、ゲームやプレゼンテーションを通して生きた英語を体験することが出来ます。日々勉強している、自分の英語力を試せる場の1つです。生徒は実際に体を動かすことが好きです。前回はウクライナからのゲストで座学だけではなく、ヨガレッスンを英語で受けました。ゲストからの英語の指示で体を動かしながら、たとえ知らない言葉が出てきても、見ながらなら、体を動かすことができます。ヨガのポーズで体が伸びているのを感じながら、耳には次の英語の指示が入ってきます。まさに、言葉通り体を使って英語を学べました。生徒にとっては、いい疲れと、発見がありタフな1日の体験です。教員になった今の私にとっても、新しいことを知ることのできる、発見の機会です。

もちろん、英語に触れられるのはこの国際体験DAYだけではありません。桜丘中学は毎日が英語です。授業はもちろんですが、朝10分間のネイティブのライブトーク”English Shower”も欠かせません。生徒のリクエストした曲から始まり、覚えてもらいたい単語やフレーズ、ジョークや最近の出来事など、話題は多岐にわたります。入学したての1年生にとっては、最初は頭の上に「?」が浮いているのが目に見えるようです。でも、最初はそれでも良いのです。はじめはわからなくても、少しずつ「わかる」ようになってきます。名前の通り、毎日英語のシャワーを浴びていくことが大切です。

私が在学中、英語を使う楽しさ、外国語で思いが伝わるうれしさ、をたくさん体験させてもらいました。だからこそ、教員になった今、中学生に同じように、様々な体験を通して、学ぶ面白さ、伝わるうれしさ、使える喜びを感じてもらいたいです。(文責:森)

3年B組 藤田宗久

桜丘中学校は、日々たくさんの英語と触れ合うことができる学校です。毎日朝10分間、イングリッシュシャワーで英語の会話を聞けたり、英会話の授業ではネイティブの先生が会話中心に授業をしてくれます。そのおかげで、僕もリスニング力がすごく伸びたということを、ニュージーランドホームステイで実感することができました。とにかく先生の指導がとても熱く、自分のわからないところは、じっくり丁寧に教えてくれます。僕は、昨年英検2級に合格することができました。今は、準1級に向けて勉強中です。中学3年間を通して、本当に英語力がついたと思います。それ以上に、英語で会話することが好きになりました。これからも、英語の勉強を頑張っていこうと思います。